シングルモルト18年熟成という意味について改めて

ご無沙汰してます、スピリッツワークス山本です。

今日はウイスキーの熟成年数と希少価値について書きたいと思います。以前サントリーさんにセミナーをやってもらうべく打ち合わせをしていた時に資料を見てて、あっこれ意識してなかったなと感じた事です。

エンジェルズシェアは皆さんご存知だと思います。年に数%づつ樽の中で蒸発していく現象ですが、具体的にどれくらいのインパクトがあるのか考えたことはありませんでした。

サントリー社の資料をベースにしてみると

一年目;10、000樽分生産

年間3%ー4%のエンジェルシェア

三年目;9、000樽分残る

年年間3%ー4%のエンジェルシェア

商品に使用

六年目;6、000樽分残る

年間3%ー4%のエンジェルシェア

商品に使用

十年目;2、000樽分残る

年間3%ー4%のエンジェルシェア

商品に使用

十七年目;200樽分残る

年間3%ー4%のエンジェルシェア

商品に使用

18年熟成として残る樽は1万樽中200樽分しかない!

という資料でした。

生産してから18年お金を産まないということはできないので、3年目くらいから商品として出荷していかなくてはならないのは当然です。

さらにエンジェルシェアで熟成中の在庫も目減りしていくという厳しい現実。

早熟の樽、遅熟の樽と色々分かれてくるでしょうから、長期熟成に向いているという判断されたわずか2%という選ばれた樽が残るのだという事を改めて認識しました。大事に飲まないとなーとシンプルに思います。

それだけ貴重なのですからお値段も高くなるのは致し方無しだなと。。。

2018年9月ビール終売情報

ビール終売情報アサヒビールの取り扱いの3銘柄が終売との事です。後継インポーターもいないようで。…

2018年年内

レーベンブロイ

バスペールエール

ベルビュークリーク

の3種が終売予定との事。

国内在庫無くなり次第終売。

ブランドはインベブ社が保有していますが、日本では販売は行わない予定との事。

2018.09.06輸入洋酒休売・終売情報

こんにちは、スピリッツワークスの山本です。
立て続けですが、バルヴェニーの休売も出てきました。

一部休売、19年下期以降に限定品として再発売を予定との事。
で、ブッカーズと同じ価格推移を辿るのかと思われます。

18年12月に国内在庫がなくなる模様です。
<一時休売>バルヴェニー 12年 ダブルウッド
<一時休売>バルヴェニー 14年 カリビアンカスク
<一時休売>バルヴェニー 17年ダブルウッド
<終売>バルヴェニー 21年 ポートウッド

何か新しいスコッチを輸入してくれると嬉しいんですけどね。
なかなか難しいですかね。

2018.09.05輸入洋酒終売情報

こんばんは、スピリッツワークスの山本です。

サントリー社より製品終売情報がありましたので、ご報告です。

ラフロイグセレクト350ml  19/3見込み

オーヘントッシャン スリーウッド 700ml  19/3見込み

オーヘントッシャン アメリカンオーク 700ml  19/3見込み

カネマラ12年 700ml  19/3見込み

クルボアジェXO 700ml  19/3見込み

アルバータダークバッチ 750ml  19/3見込み

輸入を停止して、国内在庫が19年3月頃無くなる見込みとの事です。

なかなか売れなかった銘柄が消えていく感じでしょうか。

製造が終了ではなく、正規輸入終了の様ですので

並行で入ってくることは十分に考えられますね。

アルバータダークバッチお客様ついてたんだけどなぁと

非常に寂しいです、クルボアジェも…

しかしサントリー社はこんだけ立て続けに終売にして何を売る気なんでしょうか?国産洋酒は玉不足ですし、バーボンですかね?

LEDAIG 2005 12yo 70cl 56.7% HOGSHEAD

こんばんは、スピリッツワークスの山本です。

新入荷のご案内です。

レダイグ2005 アートワークシリーズ

以下輸入元さんのコメントです。

レダイグ2005はしっかりとしたスモーキーフレーバー!ホットでシャープなスモークにモルティなニュアンスとレモンピールのビター感、フィニッシュはかなりハードなクローブのビターが長く続きます。

テイスティングノート – 色は黄金色。香りは骨太なスモーク、香ばしいモルト、暖かいアスファルト、レモンティー。ボディはホットでシャープなスモーク、干し草やモルト、レモンピールビター。フィニッシュはドライなスモークにパワフルなクローブが長く続く。

LEDAIG 2005 12yo 70cl 56.7% HOGSHEAD

スピリッツワークスのショップ

スルタウ社のシェリーブランデー

最近飲んでびっくりしたボトル

スペイン、ルスタウ社のシェリーブランデーなのですが
非常に出来が良かったです。
3種類輸入されていて
ソレラ・レセルバ 40% 700ml 参考小売価格 3,200
・平均熟成3年
・アモンティリャード樽

ソレラ・グラン・レセルバ 40% 700ml 参考小売価格 5,000円
・平均熟成10年
・オロロソ樽

ソレラ・グラン・レセルバ・ファイネスト・セレクション 40% 700ml 6,800円
・平均熟成年数15年
・オロロソ樽/PX樽

ウイスキーが好きな方は是非一度飲んでいただきたいボトルです。
特にファイネストセレクションはオロロソとPXの樽を使っているので
某モルトバーのマスターは「昔のシェリー樽系ウイスキーの香りがする」と
非常に高評価でした。
確かにグラスに鼻を近づけた際のシェリーの香りは非常素晴らしいものでした。
うぉー上等だーーと本当に思えます。
味は優しい甘みが広がります。
葡萄自体に酸の少ない品種が使われていますので、香り高いとか複雑みがあるという
感じではなく、葡萄の甘味や香味をシンプルに引き出していると思います。

これがこの価格だと非常にお安い!って感じられます。
モルトが高騰している中、こういう上質な蒸留酒が楽しめるのは嬉しいです。

ちなみにシェリーブランデーの定義ですが
へレスでシェリー樽を使って熟成をしている事のようです。
蒸留前のワインはアイレンを使って、ラ・マンチャ産のものが多いそうです。

もちろんストレートでも美味しいのですが、個人的にはスリング(加糖して水割り)が美味しかったです。
このスタイルだと葡萄のフレッシュ感が戻ってきて、びっくりする程の飲み物に変身します。

シェリーブランデーは日本ではかなりマイナーな分野ですが、是非一度お試ししてみてください。

五大ウイスキーセミナー

レビューが遅くなりました。

先日橋口先生にお越しいただいて、五大ウイスキーセミナーを開催して頂きました。

本来は数時間かけてやるセミナーを45分でやっていただくという無茶振りに応えていただきました。ありがとうございます!

ほんの少しでも知ると好きになる。お客様にそんな体験をしてもらいたかったんです。

限定品、カスクストレングス、ボトラーズなどレアなものがもてはやされてる状況ですが、各銘柄のスタンダードもしっかり楽しんでほしいなとの思いも入れ込みました。

グラスの準備と交換めちゃ大変でしたが、プラコップにしなくて良かったなと感じました。

アンケートではもっとゆっくり聞きたかったって意見が多く色々改善が必要だなーと。でも継続したいですね。

ティオペペエンラマ2018

こんばんは、スピリッツワークス山本です。

ティオペペエンラマが入ったので仲の良いお店で開栓。ティオペペってこんなでしたっけってくらいフレッシュでフルーティーでした。心地よい酸と酵母の香り(と思う)が素晴らしかったです。僕は青リンゴ!って感じました

何本か取れば良かったと後悔。温度はキンキンに冷やしてたのですが、師匠からはセラーの温度だとメロン香りが出るよと。やってみたい

ちなみにエンラマってこんなやつです

中瀬さんのブログ

味の変化を楽しめるのって楽しいですよね

オズボーン社のフィノ キンタ

オズボーン社のフィノキンタを是非やりたくて。北九州に居た時に飲んですんごく美味しくて、フィノトニックが最高に美味しかったんですよね。と話をしてたら僕も好きなんだよフィノキンタという方が現れて、2店舗ほどオンメニューの約束が取れたので、お取引を開始します。

まったく面識もなかったので中瀬さんにご紹介していただきました。んで商品紹介の資料を頂いたら。。。若っ!

シェリーの取扱いが増えすぎてしまったので、たくさん回転させなきゃです。

スペインのベルモット

今日は納品があって、五反田に。

たまたま同席されてた方がワインとシェリーのインポーターさんで盛り上がっちゃいました。今度ベルモットも輸入されるようでベルモット祭り開催

スペインはもとよりイタリアなど周辺も盛り上がってるようです。

ちゃんとしたベルモットって美味しいですよ、ぜひお試しください